新しい公共
先進的なJPを見て来ました。
皆さんは既に“新しい公共”って言葉を聞きましたか?
従来の公共って言えば国や地方自治体を指す言葉でした。
今、新しい考え方が始まっています。
それが“新しい公共”です!
要するに民間と対極に位置するのが公共なんですね。
だから 新しい感覚の捉え方で公共の範囲を広げる?
早い話が 公共の払い下げって表現が解り易いかも・・・・
逆に こんがらがっちゃう方がいるかも知れませんが・・・・
現在、上勝町も新しい公共のモデル事業に取組んでいます。
それが『上勝町ゼロ・ウェイスト推進連携事業』です。
長い名前は苦手なんで・・・・ゼロ連携って呼べばいいんでしょうか。
この事業の内容は簡単に分けて二つなんですよ。
その一つが「ゼロ・ウェイストネット」という宅配部会です。
で、もう一つが「スマート・グリッド」という自然エネルギー部会です。
自然エネルギーと言えば太陽光・風力・小水力等の活用ですよね。
これは上勝町が震源となって県下一円に普及し始めています。
例えば那賀町や佐那河内村の小水力発電計画がそれですね~
凄い勢いで広がりつつあります。
これだけ波及効果があるってのは素晴らしいことですよ!
さて、オレの属してるのが宅配部会なんですけどね~
皆さんと同じで気になる事象があります。
先日のT新聞でも大きく取り上げられた高齢化率です。
上勝町が史上初の限界町村になったんだって報道でした。
限界集落の町村版ですよ。
65歳以上の高齢者人口が50%を越せば限界集落ですね~
上勝町は町全体の高齢化比率が52.4%だったんです。
想像できますか?
二人に一人が老人なんです!
オレに言わせりゃ~ 5年も前から解ってた事なんだけどネ!
結論から言うと 一般的には活力が無くなっちゃうんですよ。
上勝町は他町村とは若干の違いはあるんですが、それでも・・・・
例えば 交通の足です。
お買い物に行きたくても 高齢者の場合 足が無い!
だから定住を考える場合は 足の確保が大事です。
これは高齢者に限らず転入された若者でも同じことが言えます。
都会で暮らしてると 自家用車は不要です。
何故って 公共交通機関がしっかり発達してるからです。
田舎に来ればそうは行かない。
自動車免許が無いと暮らして行くのが大変です。
だから上勝町では ボランティア輸送を始めてますよね!
それでも食糧確保が困難だと言っても過言じゃないでしょ?
そこで 生活必需品の宅配で生活支援をしようって計画です。
最近になって 大都市じゃ宅配も充実してきました。
しかし 過疎の進んだ田舎には例がありません。
こうした地域を代表して 上勝で実験してみたい・・・・
いろいろと工夫が必要ですが 上勝ならでは お手の物!
なんとか一つの形を確立したいものです。
だって・・・・
これが出来なきゃ 町が消えちゃう!
皆さんも これから高齢に向かうんですよ!
オレも意識は若いけど・・・・
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